大分県佐伯市宇目町 地域振興プロジェクト☆
今年からご縁を頂き、プロジェクトに加えて頂くことになった佐伯市宇目町の地域振興事業。町に共生している素晴らしい素材を多くの方々に知って頂くための商品や、魅せかたを工夫し、町の魅力を伝え、盛り上げ、活性化いていく事業です。宇目ではこのたび「食」を柱として活性化をはかる、つまりは名物グルメをつくりあげていこう!という構想をもたれて、お声かけを頂きました。
今日はその第一回目。まずは地域を実際に見てまわる「視察」の日です。博多から列車に揺られること2時間半ほどで大分駅に着き、そこからさらに車でお迎えいただき、1時間30分ほど走ったところ、おおよそ宮崎県の県境に位置する山深いところにその町はあります。佐伯市というと「関あじ・関さば」に代表されるような、海のイメージが強いのですが、実はとっても広い地域にまたがっていて、まさに海あり、山ありで、宇目町はその「山」にあたります。
まずご案内頂いたのは「道の駅 宇目」。直売所や、18棟もの広々としたキャンプ村、そして全国でも有数の大きさを誇る斜張橋を間近に眺めながらお食事が頂ける絶景レストランがあります。さっそく皆でランチタイム♪ メニューには宇目ならではの食材を使ったメニューがズラリ!鹿肉・猪肉・鮎に天然うなぎ・・・ お野菜では特におすすめなのが「椎茸」です。実は宇目町は原木シイタケの発祥の地。直売所でも、それはそれは立派な干しシイタケがお手頃価格で山積みで・・ 都会だと間違いなく高級食材という素晴らしい資源の数々に恵まれています。
さてさてそんなお店でオーダーしたものは・・・
「ごまだし」
「猪肉丼」
「源平丼」
「鹿肉のステーキ」
いかがですかっ♪なかでもこの「ごまだし」と「源平丼」が感動でした。
「ごまだし」とは、お魚とゴマとお味噌をすり鉢ですってのばした出し汁でつくったおうどんです。さすが、ご近所の宮崎の冷汁と作り方は似ています。そして大分のごまだしといえば普通は「エソ」というお魚を使います。よく蒲鉾等の練り製品に利用されるお手頃なお魚。 が!こちらのお店は違いました。山間部という特徴を生かして、なななんと、エソの何倍もする「鮎」をまるごと使用されているのです。それはそれはコク深く、高級料亭で小さなお椀で出てきそうなお味・・・が大きな鉢で550円(!)いいのかなぁ。汗
「源平丼」は椎茸の天ぷら丼。名前は、椎茸原木栽培の産みの親「源平さん」に由来するそうです。でも、コトバで聞くと椎茸の天ぷら。頂くまでは、説明をお伺いしてもここまでお勧めされる理由はピンとは来てなかったのですが・・頂いてびっくり!かなり肉厚の干しシイタケを、それとは分からないくらいプリプリにもどしてカラっと揚げてありました。干しシイタケでここまで肉厚なものがゴロゴロと・・これまた料亭レベルの素材の贅沢さで。普段、実を言うと私は干しシイタケより生シイタケが好きなのですが、こちらのお料理は臭みや癖はなく、そして驚くほど甘みのつまった風味がしました。生ではなくわざわざ干しシイタケを使っているのです。・・っとメニューにはどこにも書いてはいませんでしたが・・私はそうキャッチしました!笑
きっと豊富な資源に恵まれたこの土地には、周りから見ればすごく贅沢だったり面白かったりすることが、あたりまえにたくさん溢れているような気がしました。これからがすごく楽しみ♪
そしてこのロケーションです♪
あ!決してひとりではありません~!笑
こちらの佐伯市の職員さん&NPOの方々と。名所「唄げんか大橋」をバックに☆
手作りの石窯で、近くの山林の薪で焼くパン工房。使う素材も自家の畑でとった栗を煮たきんとんを包んだり、育てたブルーベリーを混ぜたり。本当に贅沢な環境です。
そしていよいよ、前から行ってみたかったスポット「ととろのバス停」へ♪
こちらはもともと「轟」と書いて「ととろ」という地名の地区です。なんと宮崎駿さんと直接お手紙のやり取りをして、今のかたちになさったんだとか・・
それでもフシギなくらい「つくられた感」は全くなく、あまり人けもない杉林の小道が続くなかにふっと現れる小さな小さなスポットです。バスも本当に停車するので、時刻表も本物です、が・・一日4便くらいです~♪ 家族そろってジブリ大好きな私、とにかくはしゃぎ回ってしましまいたが、本当に心奪われる時間でした~!実家には父がジブリシリーズのDVDは全て揃えています(笑)そういえばレストランでかかっている音楽も、お気に入りの「ジブリジャズリミックス」でやさし~い空間でした☆ 家族や、友人や、友人の子たちみ~んなを連れてきてあげたいと想ったスポットです♪
まだまだ書きたいことは山々なのですが、きりがないので本日はこのへんで♪
宇目町の東さん、関さんはじめ道中でお世話になりました皆さん本当に明るくて楽しくて。たくさん笑って、美味しい空気と景色とお食事も頂いて、すっかり宇目町に魅了された一日でした~!お世話になった皆様、ありがとうございました♪次回も楽しみです☆
今日はその第一回目。まずは地域を実際に見てまわる「視察」の日です。博多から列車に揺られること2時間半ほどで大分駅に着き、そこからさらに車でお迎えいただき、1時間30分ほど走ったところ、おおよそ宮崎県の県境に位置する山深いところにその町はあります。佐伯市というと「関あじ・関さば」に代表されるような、海のイメージが強いのですが、実はとっても広い地域にまたがっていて、まさに海あり、山ありで、宇目町はその「山」にあたります。
まずご案内頂いたのは「道の駅 宇目」。直売所や、18棟もの広々としたキャンプ村、そして全国でも有数の大きさを誇る斜張橋を間近に眺めながらお食事が頂ける絶景レストランがあります。さっそく皆でランチタイム♪ メニューには宇目ならではの食材を使ったメニューがズラリ!鹿肉・猪肉・鮎に天然うなぎ・・・ お野菜では特におすすめなのが「椎茸」です。実は宇目町は原木シイタケの発祥の地。直売所でも、それはそれは立派な干しシイタケがお手頃価格で山積みで・・ 都会だと間違いなく高級食材という素晴らしい資源の数々に恵まれています。
さてさてそんなお店でオーダーしたものは・・・
「ごまだし」
「猪肉丼」
「源平丼」
「鹿肉のステーキ」
いかがですかっ♪なかでもこの「ごまだし」と「源平丼」が感動でした。
「ごまだし」とは、お魚とゴマとお味噌をすり鉢ですってのばした出し汁でつくったおうどんです。さすが、ご近所の宮崎の冷汁と作り方は似ています。そして大分のごまだしといえば普通は「エソ」というお魚を使います。よく蒲鉾等の練り製品に利用されるお手頃なお魚。 が!こちらのお店は違いました。山間部という特徴を生かして、なななんと、エソの何倍もする「鮎」をまるごと使用されているのです。それはそれはコク深く、高級料亭で小さなお椀で出てきそうなお味・・・が大きな鉢で550円(!)いいのかなぁ。汗
「源平丼」は椎茸の天ぷら丼。名前は、椎茸原木栽培の産みの親「源平さん」に由来するそうです。でも、コトバで聞くと椎茸の天ぷら。頂くまでは、説明をお伺いしてもここまでお勧めされる理由はピンとは来てなかったのですが・・頂いてびっくり!かなり肉厚の干しシイタケを、それとは分からないくらいプリプリにもどしてカラっと揚げてありました。干しシイタケでここまで肉厚なものがゴロゴロと・・これまた料亭レベルの素材の贅沢さで。普段、実を言うと私は干しシイタケより生シイタケが好きなのですが、こちらのお料理は臭みや癖はなく、そして驚くほど甘みのつまった風味がしました。生ではなくわざわざ干しシイタケを使っているのです。・・っとメニューにはどこにも書いてはいませんでしたが・・私はそうキャッチしました!笑
きっと豊富な資源に恵まれたこの土地には、周りから見ればすごく贅沢だったり面白かったりすることが、あたりまえにたくさん溢れているような気がしました。これからがすごく楽しみ♪
そしてこのロケーションです♪
こちらの佐伯市の職員さん&NPOの方々と。名所「唄げんか大橋」をバックに☆
手作りの石窯で、近くの山林の薪で焼くパン工房。使う素材も自家の畑でとった栗を煮たきんとんを包んだり、育てたブルーベリーを混ぜたり。本当に贅沢な環境です。
そしていよいよ、前から行ってみたかったスポット「ととろのバス停」へ♪
こちらはもともと「轟」と書いて「ととろ」という地名の地区です。なんと宮崎駿さんと直接お手紙のやり取りをして、今のかたちになさったんだとか・・
それでもフシギなくらい「つくられた感」は全くなく、あまり人けもない杉林の小道が続くなかにふっと現れる小さな小さなスポットです。バスも本当に停車するので、時刻表も本物です、が・・一日4便くらいです~♪ 家族そろってジブリ大好きな私、とにかくはしゃぎ回ってしましまいたが、本当に心奪われる時間でした~!実家には父がジブリシリーズのDVDは全て揃えています(笑)そういえばレストランでかかっている音楽も、お気に入りの「ジブリジャズリミックス」でやさし~い空間でした☆ 家族や、友人や、友人の子たちみ~んなを連れてきてあげたいと想ったスポットです♪
まだまだ書きたいことは山々なのですが、きりがないので本日はこのへんで♪
宇目町の東さん、関さんはじめ道中でお世話になりました皆さん本当に明るくて楽しくて。たくさん笑って、美味しい空気と景色とお食事も頂いて、すっかり宇目町に魅了された一日でした~!お世話になった皆様、ありがとうございました♪次回も楽しみです☆
by keiko-cerely
| 2012-01-08 11:00
| 仕事
福岡を中心に活動する料理家/スタイリストkeiko。ムービー、スチール、ディスプレイデザインなどなど。日々出会うあんなことやこんなこと、幸せな毎日に感謝を込めて。
by Keiko
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