**tripicnic**vol.1 [Thailand]
tirp+picnic = tripicnic (トリピクニック)
前日の夕方の急な思いつきから決行したタイの旅。それはまるでちょっと公園に出かけるような気軽さと、だけどもそこではなかなか味わえない異国の匂い、味、音、文化・・・そしてそれらに全力で感性を開いて過ごす「非日常」の時間でした。
そんな旅をしながら、子育てに追われていたり仕事で忙しかったり、とにかくどんな事情を抱えていても気軽に遊びに来て貰えて少しだけ旅したような気持ちになれる「遊び場」を創ってみたいなーっと想うようになりました。
そこで企画した初のイベント!ゲストではなく自身で主催するイベントといえば9年ほど昔に気まぐれで開催させていただいた小さなお料理教室くらい。当時の心配や緊張のドキドキとは違い、今回はとにかく愉しみで愉しみで。当日きっとこだまする楽しい空気にわくわくしながらの準備をぎりぎりまで愉しみました*
・・・まずは会場。
帰国翌日にたまたま出逢った素敵な物件。すぐに管理されている方にお電話したところ、数分後には立ち会いに来て下さり。。。
とても静かでレトロ漂う白のなかに元気にこだましている明るいエネルギー、そしてなんと立ち会いに来て下さった方のあだ名がタイの通貨名という陽気なミラクルも手伝って(笑)、会場は即決♪
したものの、予定外にまるごと一件を貸し切ってしまったものだから空間演出するスペースもぐんと広がります。
マストアイテム①
「みんなで囲める大きなテーブル。できればちょっとお洒落なものがいい!」
いままでDIYなんて試みたこともなく、片付けが大変そうだな〜っと俯瞰していた私。この日から気付けば店内のBGMを口ずさむ程連日のハンズマン通いが日課になるなんて!笑
大きな天板もなんとか車に積み込んで、ひとりせっせと自宅の2階に運び込んで作業開始!
天板の色をひとつに絞れず、リバーシブルに。木目のほうにもこの後それぞれ、インクやマットニス、カラーニス、やすりがけなどなどいい加減に良い加減な風合いが出るまで作業を重ねました。(そして完成を撮り忘れるほどクタクタに。笑!)
マストアイテム②
「タイには欠かせない!生のバナナの葉」
・・・これね。完全に油断していました!タイではあまりにも日常的に、フードコートの器やテイクアウト用のパックにまで敷いてあるものだからいつの間にか日本でのスタイリングもそんなイメージを固めていて。一軒家のいたるところに大きな葉を広げるつもりでいましたが、実際に探しはじめたら見つからない!国内の流通にはバナナの葉なんて無いのです。あっても食材用として輸入ものの冷凍の数十㌢角のものくらい。タイ人シェフのお店に相談しても、逆に入手出来たら分けてねー!って言われるくらいで。泣
あぁ、これは別のスタイリングテーマをつくりこむしかないかなぁと思いつつもやっぱりひらめきはそのイメージと勢いにエネルギーが息づいて受け手に伝わる魅力になると想っているのでやっぱり拘りたい!!なんとかなるはず!いろんな方法やアイデア、もてる知識の全てを引っ張り出して考えました。
そしてその数日後・・・
・・・わぉーーー♪嬉
かかえきれないほど、この写真の何倍もの量のバナナの葉と房をご提供くださったのはカバ印のアイスキャンデーで有名な「椛島氷菓」さんも営まれている柳川の杏里農園の椛島社長夫妻!!杏里農園さんにはとっても美しく整えられたハウスとカフェ、そしてたくさんの南国フルーツが育てられています。以前お仕事でアイスキャンデーの商品開発をした際、奥様の栄子さんといつもたくさんの楽しく前向きな時間を共有させていただいて、そのお人柄が大好きになりました。そして、今回行き詰まった私の相談に自社農園の青々とした元気いっぱいの葉っぱや房、バナナの花までをやまもりご提供くださったのです。とてつもなく大きく、重く収穫だけでも大変な重労働をものともせず、とびきり明るい声で「けいこさん頑張りぃねぇーーっ!」っときらきらと笑ってかけて下さる言葉の隅々まで本当に嬉しかった。本当に本当にうれしかった。感謝でいっぱいです。
マストアイテム③
「アルバムみたいなレシピブック」
まだフードコーディネーターの勉強を始めたばかりの頃、とても自信のなかったレシピ書きとレイアウト。スチールのお仕事をするようになって日々たくさんのデザインに触れるうちにいつの間にか自分の好きな世界観って掴むようになるのかも知れません。たくさん見て、好きなところ、嫌いなところ。その感覚が何なのかを知る事で得るものは大きいと思います。久々のこの作業、楽しかったな♪文字がたくさんも苦手だし、何より写真が大好きなので旅の中で撮った写真のみをたくさん使って、その雰囲気が伝わるようにと想いを込めました。込めすぎて、数回インク切れに泣かされましたが!笑笑
そんなこんなでやっと迎えることのできた当日。
とうてい載せきれないほどたくさんの写真と笑い声と想い出が胸いっぱいに広がって、とにかく嬉しいひとときとなりました。今回集まってくださった方々・・夜勤明けだけどどうしても来たかった!と駆けつけて下さった看護婦さんに、予約でいっぱいの人気店のオーナーさんが日曜のランチを休んでまで。はたまた前日のお昼にカンヌから帰国したばかりの眠気を抱えた友人(笑)、次の用事ぎりぎりまで都合をつけて参加くださった方、出産後に赤ちゃんを抱えて不安もありながら思い切ってご参加くださったママさんなど皆さんがそれぞれの事情を飛び越えて一生懸命にこの日を愉しみになんとか都合をつけて来てくださいました。私の急な思いつきを、一緒に愉しみに集ってくれる人たちの想いと、たくさんのサポートをくださったタイ料理屋さんのドゥワンディさん、杏里農園さん、そして膨大な量の荷物の搬入・搬出作業をイベント終了後に忍者のように現れて全力で助けてくれた家族。
嬉しいと愉しいと好きと美味しいに溢れた日。改めて、ありがとうございましたーーー♡コップンカ♡♡♡
前日の夕方の急な思いつきから決行したタイの旅。それはまるでちょっと公園に出かけるような気軽さと、だけどもそこではなかなか味わえない異国の匂い、味、音、文化・・・そしてそれらに全力で感性を開いて過ごす「非日常」の時間でした。
そんな旅をしながら、子育てに追われていたり仕事で忙しかったり、とにかくどんな事情を抱えていても気軽に遊びに来て貰えて少しだけ旅したような気持ちになれる「遊び場」を創ってみたいなーっと想うようになりました。
そこで企画した初のイベント!ゲストではなく自身で主催するイベントといえば9年ほど昔に気まぐれで開催させていただいた小さなお料理教室くらい。当時の心配や緊張のドキドキとは違い、今回はとにかく愉しみで愉しみで。当日きっとこだまする楽しい空気にわくわくしながらの準備をぎりぎりまで愉しみました*
・・・まずは会場。
帰国翌日にたまたま出逢った素敵な物件。すぐに管理されている方にお電話したところ、数分後には立ち会いに来て下さり。。。
とても静かでレトロ漂う白のなかに元気にこだましている明るいエネルギー、そしてなんと立ち会いに来て下さった方のあだ名がタイの通貨名という陽気なミラクルも手伝って(笑)、会場は即決♪
したものの、予定外にまるごと一件を貸し切ってしまったものだから空間演出するスペースもぐんと広がります。
マストアイテム①
「みんなで囲める大きなテーブル。できればちょっとお洒落なものがいい!」
いままでDIYなんて試みたこともなく、片付けが大変そうだな〜っと俯瞰していた私。この日から気付けば店内のBGMを口ずさむ程連日のハンズマン通いが日課になるなんて!笑
大きな天板もなんとか車に積み込んで、ひとりせっせと自宅の2階に運び込んで作業開始!
天板の色をひとつに絞れず、リバーシブルに。木目のほうにもこの後それぞれ、インクやマットニス、カラーニス、やすりがけなどなどいい加減に良い加減な風合いが出るまで作業を重ねました。(そして完成を撮り忘れるほどクタクタに。笑!)
マストアイテム②
「タイには欠かせない!生のバナナの葉」
・・・これね。完全に油断していました!タイではあまりにも日常的に、フードコートの器やテイクアウト用のパックにまで敷いてあるものだからいつの間にか日本でのスタイリングもそんなイメージを固めていて。一軒家のいたるところに大きな葉を広げるつもりでいましたが、実際に探しはじめたら見つからない!国内の流通にはバナナの葉なんて無いのです。あっても食材用として輸入ものの冷凍の数十㌢角のものくらい。タイ人シェフのお店に相談しても、逆に入手出来たら分けてねー!って言われるくらいで。泣
あぁ、これは別のスタイリングテーマをつくりこむしかないかなぁと思いつつもやっぱりひらめきはそのイメージと勢いにエネルギーが息づいて受け手に伝わる魅力になると想っているのでやっぱり拘りたい!!なんとかなるはず!いろんな方法やアイデア、もてる知識の全てを引っ張り出して考えました。
そしてその数日後・・・
・・・わぉーーー♪嬉
かかえきれないほど、この写真の何倍もの量のバナナの葉と房をご提供くださったのはカバ印のアイスキャンデーで有名な「椛島氷菓」さんも営まれている柳川の杏里農園の椛島社長夫妻!!杏里農園さんにはとっても美しく整えられたハウスとカフェ、そしてたくさんの南国フルーツが育てられています。以前お仕事でアイスキャンデーの商品開発をした際、奥様の栄子さんといつもたくさんの楽しく前向きな時間を共有させていただいて、そのお人柄が大好きになりました。そして、今回行き詰まった私の相談に自社農園の青々とした元気いっぱいの葉っぱや房、バナナの花までをやまもりご提供くださったのです。とてつもなく大きく、重く収穫だけでも大変な重労働をものともせず、とびきり明るい声で「けいこさん頑張りぃねぇーーっ!」っときらきらと笑ってかけて下さる言葉の隅々まで本当に嬉しかった。本当に本当にうれしかった。感謝でいっぱいです。
マストアイテム③
「アルバムみたいなレシピブック」
まだフードコーディネーターの勉強を始めたばかりの頃、とても自信のなかったレシピ書きとレイアウト。スチールのお仕事をするようになって日々たくさんのデザインに触れるうちにいつの間にか自分の好きな世界観って掴むようになるのかも知れません。たくさん見て、好きなところ、嫌いなところ。その感覚が何なのかを知る事で得るものは大きいと思います。久々のこの作業、楽しかったな♪文字がたくさんも苦手だし、何より写真が大好きなので旅の中で撮った写真のみをたくさん使って、その雰囲気が伝わるようにと想いを込めました。込めすぎて、数回インク切れに泣かされましたが!笑笑
そんなこんなでやっと迎えることのできた当日。
嬉しいと愉しいと好きと美味しいに溢れた日。改めて、ありがとうございましたーーー♡コップンカ♡♡♡
by keiko-cerely
| 2015-12-10 16:36
福岡を中心に活動する料理家/スタイリストkeiko。ムービー、スチール、ディスプレイデザインなどなど。日々出会うあんなことやこんなこと、幸せな毎日に感謝を込めて。
by Keiko
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